鯖江・丹生消防組合消防署は3月15日(月)、近年登山者が増えている鯖江市石生谷町の三床山(山頂280m)で林野火災に備え防御訓練を実施しました。
この訓練は3月20日~3月26日まで実施される「春の火災予防運動」の一環として行ったもので、春先は空気が乾燥し林野火災が非常に起こりやすい気象状況を踏まえ、消防隊の連携強化と、地域住民に対し山火事防止に関する意識の高揚および火災予防の啓発を図ることを目的に行いました。
例年、鯖江消防団と合同で行っていますが、新型コロナウイルス感染防止のため、消防署員中心に行いました。訓練では昨年から運用開始したドローンにより火災現場を把握した後、狭い山道での給水車(10t)からの中継送水および小型動力ポンプや簡易水槽の設置、ジェットシューター等により消火作業を確認しました。
これから暖かくなるにつれ、山に入る機会も多くなりますが、火の取扱いには十分に注意しましょう。