先日、丹生管内3署所による救助連携訓練を実施しました。丹生管内は、越前海岸を管轄しており、毎年のように救助事案が発生しています。
今回はそれらに対応するべく、署所間の連携および救助方法の標準化を図るため、ロープを使用した救助技術大会「GRIMP JAPAN 2021」に出場した職員を中心に、連携訓練を実施しました。
訓練は、「海岸付近崖下に滑落し、歩行不能になった要救助者がいる」との想定で実施。要救助者の元へ早期に接触するためのアクセス技術を含め、どこか1ヶ所をハサミで切断しても、笛を吹かれて手を離しても、落下することなくシステムが維持できる「ホイッスルとハサミの法則」というルールを厳守し、実際の海岸を使用して臨みました。
今後も、あらゆる想定に対応できるよう訓練し、常に要救助者の事を第一に考え、安全・確実・迅速に活動が行えるよう取り組んでいきたいと思います。
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